期間:2018/4~2021/3
ケニア、タンザニア、ウガンダおよびブルンジとの研究交流を通して、ケニア農畜産業研究機構ムエア支所を日本のサブサハラアフリカ(SSA)におけるイネ研究の拠点として機能させると共に、国際農業研究機関との連携による国際協働のためのネットワーク構築を進めています。プロジェクトの一環として、SSAに適した新品種の育成および衛星リモートセンシング技術を用いた効率的な肥培管理法の確立を目標に共同研究に取り組んでいます。
期間:2012/06~2018/03
コメ増産に国を挙げて取り組んでいるケニアの稲作は、旱ばつ、高地で起こる冷害、塩害、低肥沃土壌、いもち病などの生物的・非生物的ストレスによって阻害されている。そこで日本とケニアの研究チームが、国際共同研究により、これらのストレスに強い遺伝子や量的遺伝子座(QTL: Quantitative Trait Locus)を使ったイネの品種改良と品種の能力を十分に発現させる栽培技術の開発に取り組んだ。
期間:2009/5~2012/3
東アフリカのケニアを主な対象国として、地理情報システム(GIS)を利用した稲作可能地域分級地図の作成とコメ生産ポテンシャルの評価、稲作普及のための社会経済的条件の解明、ならびにイネの生育阻害要因の検証と対処方策の開発に取り組んだ。また、東アフリカで不足しているイネ研究者の育成を行った。